INTERVIEW

Type-A:経営に関わり転職して成功した人の傾向

Type-A:経営に関わり転職して成功した人の傾向

コンサルタントスキルを身につけてUI・UX事業の経営を行なうA.Tさん

Type-A:経営に関わり転職して成功した人の傾向
INTERVIEW 01

経営をしながら現在秀玄舎に籍を置き事業デザインの支援を行なう

INTERVIEW 01

 2016年に秀玄舎入社、現在フライング・ペンギンズのCOOも務めております、土屋と言います。
 秀玄舎に入ってからのキャリアをお話すると、一番最初はプロジェクト管理を中心としたITコンサルの仕事をしておりました。そこから3年程経験を積んでからUXデザインに特化したコンサルティング事業を秀玄舎内で立ち上げ、事業が成長した後にスピンアウトして現在のフライング・ペンギンズを立ち上げました。
 フライング・ペンギンズとしてUXデザイン・UXコンサルティングをする傍ら、今も秀玄舎の営業マーケティングのチームに所属し、デザイン系の活動や、ペルソナやカスタマージャーニーの設計、プロモーションの戦略の支援を行っています。

INTERVIEW 02

非常によく考えられた給与基準と公平性が魅力

INTERVIEW 02

 前職でのキャリアもお話させていただくと、元々2001年に大手メーカーに入社しました。入社してすぐはUIデザインの業務に携わっていたのですが、リーマンショックなどもあり新たなチャレンジとして当時その会社内でも最も過酷と言われていたゲーム開発部門に転属を希望し、プロダクトのマネジメントとしてゲーム機の開発プロジェクトに参画しました。
 チャレンジは成功しそれなりに順風満帆にキャリアアップをしつつも、当時は自分の市場価値に悩みを感じたり、事業成果に対しての給与への疑問を覚え、もっと公平に働きたい想いと共に、私自身でビジネスを行ない、納得感のある仕事がしたい意欲が出てきました。
 明確に転職を考えたのは、前職でのシリコンバレーへの出張がきっかけでした。前職のグループ会社の人材の半分程度が外国人になり、英語がコミニュケーションの主体になる中で、日本国内へ活躍の場を変えたい考えがあり、転職への意思が強くなりました。

 転職活動の最中、秀玄舎から直接オファーをもらい面接の機会をいただいたのですが、面接に行く前までは、秀玄舎への志望意欲は高くありませんでした。というのも元々が大企業出身だったこともあり、基本的には大企業に絞って転職活動をしていたからです。
ですが、秀玄舎との最初の一次面接の際に、自分が悶々と抱えていた不満感を払拭できると思いました。その理由の1つが、非常によく考えられた給与基準とその公平性です。上司の評価や好みではなく、「PCA制度」という基礎給与はスキルシートをベースに計算され、加えて自分が担当したプロジェクトのパーセンテージ分が加算される明確な給与制度でした。  それ以外にも、社内プロジェクトや間接業務にも明確な評価基準があり、クライアントワークだけではなく社内業務への貢献が評価に繋がる部分に強く惹かれました。もう1つが、全社員が経営に携われる、という自分でビジネスをすることを考えた時にも足がかりになるような環境です。
 当時の私の想いとして、「自分でいつかコンサルタントして独立したい」という展望があり、独立するための経験を秀玄舎なら積めそうだな、と面接をしていく中で感じました。

INTERVIEW 03

自分の長所を活かせるポジションや事業がある

INTERVIEW 03

 コミュニケーション能力は問題ないだろうと評価してもらう一方、実務では苦労するだろうと言われて入社。そのコメントはまさに的中しました。
 入社前の経歴では社内の開発経験が多かったため、受託開発のプロジェクトやビジネスはここまで違うのか、と大きなギャップを感じ、受託開発のコンサルタントと成長していくためには、これまで培ってきた社内開発で持ち合わせていたスキル以外にも、多くのスキルが必要だと痛感し、転職当時は戸惑いました。
 もう一つ転職してギャップに感じたことが、クライアントへの納得を得るためには適切な説明が必要だということです。
 前職の企業だと社内や社内関係者とのコミュニケーションが大半で、ビジネスの礼儀作法や資料の体裁やわかりやすさは二の次。アイデアが優れているかどうかが重視され「思いついたらすぐ教えてくれ」といった文化の中で働いていました。
 しかし、実際に受託クライアント様にプレゼンが必要になった時に、アイデアまでのプロセスを資料や口頭で上手く案内することができず、「何言ってるか分からない」とまで言われることもありました。
 社内コミニュケーションでも資料や案内の際に、提案の結論までが早すぎて、プロセスの過程が疎かになっており、資料が使い物にならないと最初は何度も何度もフィードバックを返されていました。当時39歳にもなっていたので、焦りましたね(笑)

 そういった今までとのギャップを埋めるために、秀玄舎から社内と社外で研修を組んでもらいました。社外研修はクリティカルシンキングというコミュニケーションの作法を向上させる研修に通わせてもらいました。正直クライアントワークと並行で社外研修をこなす期間は大変でしたが、対外的なコミニュケーションスキルは向上しました。また、社内研修では当時売上が一番高かった社員と、ロジカルなコンサルティングに長けた社員の2名を研修に付き合ってもらい、コンサルタントとしての話し方や考え方のフレームワークを徹底的に細かく鍛えられました。我々秀玄舎は、人を育てるといったことに物凄く真面目なんだと思います。

 そんな中、フライング・ペンギンズを立ち上げるに至ったのは、当時の代表だった今のペンギン社の代表から「アイデアやソリューションそのものを提供する事業をやったほうがいい」と言われたこと。最初は半信半疑でしたが、私自身思いついたら言わないと気がすまない(し、忘れてしまう)という性分から「一流のコンサルになるのではなく、自分の長所を活かせるデザイン提案型のファームを作りたい」と思い経ちました。そこから、アイデアやソリューションの具体例で納得させつつ、その考えた事業化する形でフライング・ペンギンズを立ち上げました。

 スムーズにフライング・ペンギンズがスピンアウトできたのは、ファーム経営するならどうするか、といったシュミレーションがしやすい環境が秀玄舎にあったからだと思います。
 秀玄舎だと、手を上げた社内チームには仮に人数に偏りがであっても基本的には絶対に入れるので、経理や人材評価といった経営していく上で必要な知識を実務ベースで得ることでき、その上で”自分が会社を起こすなら”のシュミレーションを綿密に行うことができました。
 加えて経営で物事を判断する際の、適切な判断力を身につけられる環境であったことも大きいです。秀玄舎だと役職に関わらず社員が経営会議にも参加する事ができたので、最初はリーダー格ではなかったにもかからわずクライアントワークの合間を縫って参加するようにしていまいした。

INTERVIEW 03 INTERVIEW 04

デザインスプリントで生まれるアイデアやソリューションにコンサルタントは必要不可欠

 その後、営業部門のリーダーに任命してもらい、実際に発言する立場として参加するようになりました。そこで気付いたことは、経営者は視座の高い部分からどの領域も見ているということ、物事を決めるときもその領域での論理的展開だけではなく同時に様々な情報や意向を処理した上で対応しているということです。そういう意味では経営に携わりたいと思った期待値とのギャップはなく、成長に繋がる良い経験ができたと思っています。

 フライング・ペンギンズの事業を始めて改めて思うことは、ご相談いただく依頼の難易度が高い場合、コンサルタント職の方がいないとコミットが難しいという事です。
 今フライング・ペンギンズの中核になっている依頼は、大企業のデザイン部門の立ち上げや新規事業支援の請負の依頼が多く、実際に企業の中の人と伴走しながらプロジェクトを進めていく必要があり、デザイン職とコンサルタント職の方とのコラボレーションが必要だと感じます。
 具体的には、事業デザインのデザインスプリントで生まれるアイデアやソリューションの仕組み化を行なうフェーズでコンサルタントの方の力が必要だと思います。
 今後、秀玄舎に入社されるコンサルタントの方とフライング・ペンキンズの事業を掛け合わせて、より良い事業デザインのアウトプットができることを楽しみにしています。

A.Tさんが考える秀玄舎の魅力

入社から1年以内で経営会議を運営
社内制度の策定にも参画できる
自身でスコープの範囲を定めることができる

社会の、ビジネスの、クライアントの、メンバーの
そしてなによりもあなた自身の成長のきっかけのために
一度 弊社メンバーと お話ししてみませんか?

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